簡単なチェックシートに答えるとご自身で耐震性の確認ができます
※1981年6月〜2000年5月までに建てられた木造住宅を対象としています
まず1,2をお答えください。
診断する問診はチェック1〜4までです。(チェック4はイ〜ホまでです。)
該当する項目にチェックを入れてください。
評点の合計から2段階で判定します。
新耐震木造住宅検証法の対象となりますので、下の設問に進んでください。
新耐震木造住宅検証法で耐震性を確認することはできません。
耐震性に不安があり、確認をしたい場合には別途専門家にご相談ください。
接合金物は以下のような金物です。(下の図は柱の下部ですが、柱の上部にも同様に金物が使用されます。)
かすがいや釘打ちのみの場合は接合金物に該当しませんのでご注意ください。
1階の外壁面について4面とも個別に計算します。
窓やドアなどの開口のない壁(右の図のグレーの部分)の長さの割合
(窓やドアなどの開口のない壁の長さ/壁の長さ)≧.0.3
右の例は、外壁面が4面とも0.3以上の例です。
※1 地盤については考慮していません
チェック1〜3ですべて「はい」と回答し、かつチェック4で4点以上だった場合、「一応倒壊しない」という判定となり、ここで終了となります。
チェック1〜3でひとつでも「いいえ」がある場合、または、チェック4で3点以下の場合は「専門家による検証が必要」という判定となります。
専門家による検証では、追加で2つのセルフチェックを行っていただき、セルフチェックの全ての結果と、図面や写真などを専門家に提供することで、「専門家による効率的な検証(※2)」を実施することができます。また、専門家による現地調査に基づいて、耐震診断を受けるという選択も可能です。
※1 (補足)がけ地や盛り土、著しく軟弱な地盤などで、耐震性に不安があり、確認をしたい場合は、耐震診断を実施する専門家に別途ご相談ください。
※2 「専門家による効率的な検証」を実施するためには、図面があることが前提となっています。図面が無い場合には、実施できませんので、耐震性に不安があり、確認をしたい場合には別途専門家にご相談ください。
日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(木耐協)の調査によれば、耐震診断が実施された木造住宅のうち、過去3年では新耐震以降の住宅の比率が高まり、6割以上が「倒壊の可能性が高い」と評価されたことが分かりました。このようなことから、旧耐震、新耐震問わず今後起こりうる震災に備えて、我が家の現状を把握することでも、一度耐震診断を行うことをお勧め致します。