洗面所をリフォームする際、洗面台の大きさが変わるから…、せっかく壁紙もキレイにするから…、という理由で、床材(クッションフロア)も合わせてキレイにリフォームされるケースが多くあります。洗面所は、身支度や脱衣所として毎日使う場所でもありますので、いつでもキレイに快適に保ちたいですね。
しかし、いざリフォームで床を張り替えようと思っても、どの様に床材を選んだら良いのか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか?実はちょっとしたポイントを抑えるだけで、洗面所の床材は選びやすくなります!
ここでは、リフォームで洗面所をよりおしゃれに魅せる「床材(クッションフロア)」についてご紹介します。

≫ 浴室・洗面リフォームのすべてを知りたい方はこちらもご覧ください。

洗面所の床材:よくあるお悩み

まずは洗面所の床でよくある悩み・困りごとを見てみましょう。

カビの発生や床材の腐食

よくある悩みとしてカビと腐食が挙げられます。

特に、洗面所と浴室とが隣接している場合、浴室へ入る扉の周りにカビが発生しやすいと言われています。どうしても、浴室からの湿気が滞留したり、水滴が床に付着してしまい、カビが発生しやすくなる場所です。また、放置していると内部の木材まで侵食してしまい、大掛かりなリフォームになってしまう場合もあります。

リフォームでおしゃれな洗面所を作るなら必読!クッションフロアの魅力と選び方ガイド:カビの発生や床材の腐食

カビを防ぐためには、先ず付着した水滴を拭き、換気をこまめにしてあげましょう。

髪の毛やほこりが目立つ

なるべく洗面所が明るく見えるよう、ホワイト調の床材をお使いの方も多いのではないでしょうか?

ホワイトは清潔感があり、明るく見える反面、やはり髪の毛やほこりが目立ってしまいます。見えやすいから掃除がしやすい、という意見もあれば、掃除が大変になってしまった、という方もいらっしゃいます。それぞれの生活スタイルによって、リフォームの際には注意したいポイントですね。

リフォームでおしゃれな洗面所を作るなら必読!クッションフロアの魅力と選び方ガイド:髪の毛やほこりが目立つ

冬場の床がヒヤッとする

脱衣室としてもつかわれる洗面所。冬場は足元が冷え、お風呂に出入りした際、素足でいるには億劫に感じてしまいます。そのため、一時的にマットなどを足元に敷かれている方もいらっしゃるのではないでしょうか?足元が冷えにくい床材にリフォームすれば、冬場も快適に過ごせそうですね。

リフォームでおしゃれな洗面所を作るなら必読!クッションフロアの魅力と選び方ガイド:冬場の床がヒヤッとする

洗面所の床材で用いられる種類や特徴

洗面所で用いられる床材の種類について確認してみましょう。

それぞれのメリットやデメリットもまとめましたので、リフォームで床材を選ぶ際の参考にしてみてください。

リフォームでおしゃれな洗面所を作るなら必読!クッションフロアの魅力と選び方ガイド:洗面所の床材で用いられる種類や特徴

クッションフロア

洗面所のリフォームで良く用いられるクッションフロア。クッション性があり、柔らかい質感を持ったシート状の塩化ビニル製の床材です。水が染み込みにくい素材なので、お手入れも簡単です。色やデザインも様々あるため、コーディネートもしやすいでしょう。

デメリットとしては、柔らかい質感上、どうしても重たいものを置いていると凹みが生じやすい点が挙げられます。

フロアタイル

先ほど挙げたクッションフロアと同様に、塩化ビニルを主としたタイル状の床材です。クッションフロアと比較すると、適度な硬さがあり傷も付きづらい素材です。洗面所のリフォームにおいても良く使用されます。

デメリットとしては、足元がヒヤッと感じやすいため、スリッパや敷物で対応する必要があります。また、種類によってはタイルの目地に汚れも溜まりやすい形状もありますので、注意が必要です。

フローリング

フローリングには、天然木を主とした無垢フローリングと、板やシートを張り合わせてできた複合フローリングの2種類あります。

木目を楽しめるフローリングですが、木材は水が染み込みやすく、腐食しやすいリスクもあります。クッションフロアやフロアタイルと比べると耐水性が劣りますので、こまめなお手入れが必要です。

コルクタイル

コルクとは、コルク樫の木の皮を砕いたものです。その樹皮を板状に圧縮加工した床材がコルクタイルです。軟らかくて足触りがよく、また冬場のヒヤッとした触感も少ない素材です。洗面所の寒さを解消したい方にはオススメのリフォーム素材です。

デメリットとしては、紫外線で変色しやすく、傷が付きやすいという点が挙げられます。

洗面所にオススメの床材(クッションフロア)の選び方

洗面所をリフォームする際の床材を挙げましたが、ここでは特に用いられることが多い「クッションフロア」に注目しました。

種類やデザインが多く、リフォームの際なかなかクッションフロアを決められない、という方にオススメの選び方をご紹介します。リフォームをこれから検討する、という方も是非参考にしてみて下さい。

デザインをチェックしましょう

デザインが豊富なクッションフロアですが、よく見てみるとデザインが種類分けされています。代表的な例を挙げると、「木目」「石目調」「タイル・パターン」「シンプル」です。

住まい全体を通して統一感のあるデザインにリフォームされたい方、また温かみのあるデザインがお好みの方には「木目」のクッションフロアがオススメです。廊下と同系の木目を選ぶことで、空間に繋がりが生まれます。

リフォームでおしゃれな洗面所を作るなら必読!クッションフロアの魅力と選び方ガイド:デザインをチェックしましょう
(株)サンゲツ:品番HM11014

住まいの中で水廻りは別の空間、として捉えている方は、浴室の床材の色味と合わせた「石目調」「タイル・パターン」のクッションフロアがオススメです。浴室の色合いと類似させることで、水廻り空間に一体感が生まれます。浴室の壁パネルの色合いに合わせても良いですね。また、浴室のリフォームも合わせて検討される方は、浴室の色合いを決める際に、合わせて洗面所の仕上げも考えると良いでしょう。

デザインに偏りなく、飽きにくいクッションフロアにリフォームしたい方には「シンプル」なタイプがオススメです。ホワイト調もありますが、グレーやベージュが入った色合いのものなど種類豊富です。合わせる家具を選ばずにコーディネートしやすいクッションフロアです。リフォームで迷った際に選んであげると良いでしょう。

リフォームでおしゃれな洗面所を作るなら必読!クッションフロアの魅力と選び方ガイド:デザインをチェックしましょう
(株)サンゲツ:品番HM11159

代表的なデザインを挙げましたが、勿論その他にもクッションフロアはあります。有名なデザイナーとコラボしたクッションフロアから、柄にこだわったものまで様々です。お好みのデザインに合わせてリフォームしてみましょう。

凹凸の有無をチェックしましょう

クッションフロアの表面を触ってみると、つるつるしているものもあれば、少しザラっと感じるものもあります。こちらはクッションフロアのサンプルを触れば分かるものですが、もう一点、目地の凹凸があるかにも注意しましょう。

リフォームでおしゃれな洗面所を作るなら必読!クッションフロアの魅力と選び方ガイド:凹凸の有無をチェックしましょう
(株)サンゲツ:品番HM11142

特に「木目」「タイル」を模したデザインのクッションフロアには、フローリングやタイル特有の目地をシートの凹凸で表現しているものがあります。リフォームでクッションフロアを張り替えてみたら凹凸ができ、掃除が大変になってしまった、ということが起こらないよう事前に確認しましょう。

洗面所にぴったり!おしゃれな床材(クッションフロア)の事例をご紹介

洗面所は、家庭内で日々活用される特別な場所です。朝のサポートや夜のスキンケアなど、一日の始まりや終わりを彩る場所だからこそ、その空間を快適でおしゃれなものにリフォームしたいですよね。

ここでは、おしゃれなデザインと実用性を兼ね備えた、魅力的なクッションフロアの事例をご紹介します。

洗面所のリフォーム事例:浴室と洗面所をトータルコーディネート(part1)

浴室・洗面所ともトータルコーディネートしたリフォーム事例です。ベージュ色を基調としてまとめました。温かみのある風合いの洗面所となり、パターン調のクッションフロアはどんなインテリアとも合う風合いです。

洗面所のリフォーム事例:浴室と洗面所をトータルコーディネート (part2)

浴室・洗面所ともトータルコーディネートしたリフォーム事例です。 フラットな表情が特長の六角形のタイル柄を用いりながら、浴室と色合いをブラウン調に合わせ、モダンな空間にまとめました。

洗面所のリフォーム事例:ホワイトを基調としたスッキリな空間

洗面台をホワイトにすることにより、清潔感を強調。収納も多く取ることで、スッキリした洗面所になりました。床材も空間の邪魔をしないようにコーディネートしました。

≫≫洗面所のデザインリフォーム事例一覧

まとめ

洗面所において良くある悩み・困りごとから、洗面所をリフォームする際に用いられる床材(クッションフロア)についてご紹介しました。

洗面所の床にはカビや腐食の問題など、よくある悩みがあります。 特に、洗面所と浴室が隣接している場合、湿気や水滴によるカビの発生が心配です。髪の毛やほこりが目立ちやすい、掃除の難しさも悩みの一つ。 さらに、冬場は床が冷たくて、素足での移動が億劫に感じられます。

洗面所でよく使われる床材には、クッションフロア、フロアタイル、フローリング、コルクタイルなどがあります。
クッションフロアは柔らかい質感と多彩なデザインが特徴で、水に強くお手入れが簡単です。フロアタイルはタイル状で傷がつきにくく、ある程度の硬さがありますが足元が冷える欠点があります。 フローリングは木目の風合いがありますが、耐水性には注意が必要です。 コルクタイルは足触りが良く、冬の屋外の冷たさを軽減できますが、傷つきやすい面もあります。

クッションフロアを選ぶ際には、デザインと凹凸の存在がポイントです。
デザインは「木目」「石目調」「タイル・パターン」「シンプル」などが代表的です。洗面所と一体感を持てるデザインや、生活スタイルに合った床材を選ぶことで、洗面所がおしゃれで快適な空間に生まれ変わります。

これらのポイントを抑えながら、リフォームの際クッションフロアを選んでみて下さい。 洗面所がより魅力的な空間に変わることで、毎日の生活も楽しみが増えるでしょう。


ミサワリフォーム関東では、お客様のニーズに合ったリノベーション・リフォームを数多く手がけて参りました。洗面所のリフォームについて、何かお困りごとがあれば、お気軽にご相談ください。

-関連記事-

リフォームでおしゃれな洗面化粧台に!費用を抑えるポイントや施工事例もご紹介
洗面所・洗面化粧台リフォームのデザイン特集。選び方や事例まで洗面所リフォームを徹底解説!
浴室リフォームの注意点は? 浴室の不満を解決する知識をご紹介します。
浴室リフォーム費用は? 工事内容や補助金を解説します
浴室リフォームのタイミングは? 20年前に比べて、お掃除しやすく、快適に進化したお風呂をご紹介
一戸建てのフルリフォームは500万円で出来る?実例や相場をご紹介
マンションのフルリフォームを500万で!どこまでできる?実例をご紹介

-浴室・洗面リフォーム特設ページはこちら-

-おすすめプラン-

-こちらもご覧ください-

リノベーションするならミサワリフォーム関東
リノベーションするならミサワリフォーム関東
リノベーションするならミサワリフォーム関東
リノベーションするならミサワリフォーム関東
リノベーションするならミサワリフォーム関東