都市を巻き込んだ独自空間で活動的なイメージのホテルに
埼玉県鶴ヶ島市 リルビーツ イン 若葉東口様
クライアント様は、営業を終了していたホテルを買い取り、必要最小限の範囲を改修して新規にオープンさせたいとのお考えでした。
デザインは、経年劣化で味わいが感じられる素材を採用。
古さのある既存建物に徐々に馴染んでいくような工夫です。
混雑緩和を目指し、朝食提供のスペースは、提供から着席、返却まで一筆書きの動線となるよう計画。
さらにホテルの目の前が駅のホームであり、ホテル側の床の高さと駅のホームの高さが揃うことから、ホームの賑わいをカフェラウンジに取り込こめるよう視線の抜けをコントロールすることで朝の活動的なイメージの創出に寄与しています。
駅から見えることでホテルの宣伝にもなり、都市を巻き込んだ独自の空間となりました。
建物用途 | ホテル・旅館 | 改修手法 | リノベーション |
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築年数 | 工事費用 | 約3,500万円 |
■ご要望
営業を終了していたホテルを買い取り、必要最小限の範囲を改修して新規にオープンさせたい。
※既存建物にどこまで手を入れるべきかご相談しながらの工事となりました。
■ミサワリフォームの提案ポイント
・フロント・ロビーのデザインを一新させ、ロビースペースとラウンジスペースを区分け
・床は掃除しやすく建物にマッチしたモルテックスを採用
・向かいの駅ホームを象徴的な景観として活用
エントランス。壁面をセットバック。
ロビースペースとラウンジスペースを区分けすることで、お客さまの動線をスムーズにしています。
フロント廻りはシンプルに。
内装仕上げはモルテックス仕上とし、無機質でありながらどこかカフェを思わせるような仕上がりとしました。
ロビーからカフェラウンジへ。
カフェラウンジは窓の向こうに駅が見えるつくり。賑わいを景観として取り込み、朝の活動的なイメージを生み出しています。
(プラン提案資料)
朝食時の混雑を緩和させるため、回避性のある客席プランに。
大容量の書籍コーナーを設置して目隠しルーバーで間仕切り、寛ぎの空間になっています。
シングルルーム。
ツインルーム。
カフェラウンジで活用できる喫煙コーナーも設けました。煙が外に漏れ出さないよう換気計画を練った設計としています。
ロビー共用トイレは男女別に利用できるように、各ブースを個室化しました。
こちらは個室化した男性用トイレです。
\リフォーム後のお声/
竣工後すぐのオープンとなりましたが客足は好調で、朝食提供も効率よく行えています。