ヘリンボーンの床と漆喰壁が魅せる上質な暮らし
千葉県市原市 Y様

築30年の戸建をデザインリフォームした実例です。
新築時にご家族のご親族の方が関わり、構造の木材も非常にこだわって建てられた大切な住まい。
今回のリフォームは既存の内装の雰囲気を壊さず、新旧のデザインを活かした空間にしたいとのご要望でした。
レトロとモダンが調和した洗練された空間が完成しました。
建物種別 | 戸建 | 築年数 | 30年 |
---|---|---|---|
工事費用 | 約1,370万円 | リフォーム部位 | リビング・ダイニング キッチン 洗面所・トイレ 階段・玄関 |
■依頼主のご要望
・新築時のこだわりに合う建材を使ったデザインリフォームにしたい
・家全体に漆喰壁を施したい
■ミサワリフォームの提案ポイント
・各部屋を漆喰壁で仕上げ、新旧に馴染む空間に
・リビングダイニングの床は無垢材のヘリンボーン仕上げに
・閉鎖的な壁になる部分をロートアイアンによる意匠性アップと抜け感を演出し開放的なLDKに
・ロートアイアンとエコカラットを利用したホテルのようなトイレ空間

リビングダイニングの間取りは変えずに内装にこだわったY様。
白い色が特徴の漆喰壁はビニールクロスと違い、つや感がなく落ち着きある空間に演出。
床には無垢材を一枚ずつヘリンボーン張りで仕上げ、高級感を演出しました。
さらに、既存の壁を一部撤去し、ロートアイアンをはめ込むことで外光を効果的に取り入れ、ダイニングまで明るさが届く開放的なLDKとなりました。

【漆喰壁の工事について】※現場管理者からのコメント
漆喰は一発塗り勝負のため、細かいひび割れが起きないよう、下地処理や建具付近の養生が重要です。
また漆喰壁の施工中は、においも強く住める状況ではないことからお客さまには数日外泊していただき工事を進めました。
今回のリフォームでは廻り縁や建具枠、腰壁は既存再利用で塗装した枠材。
付着すると白い漆喰材が細かい隙間に入り、取り除くことが出来なくなるため、多くのマスキングテープ活用した工事でした。

1階・2階のトイレはご夫婦がそれぞれで利用するとのことでしたのでおふたりのご意見も伺いながら、デザインできました。
こちらは、モダンでおしゃれなアクセントウォールが目を引く1階トイレ。
漆喰とタイルの美しいコントラストが際立ち、洗練された空間に仕上がりました。
背面や床の色合いに調和するよう、LIXILの「サティスG」を採用し、シックで落ち着きのあるデザインを実現しています。

2階のトイレには洗面台を設置し、ホテルライクなサニタリールームを実現しました。
大きな窓を活かして採光を十分に確保し、リビングダイニングと同じくロートアイアンを設置。
入り口ドアにはルーバー建具を採用し、これにより風通しも良く快適な空間が完成しました。
\ リフォーム後のお声 /
私たちのこだわりに向き合ってリフォームの提案と工事をしていただけて良かったです。
ありがとうございました。