リフォームを進めるうえで、お財布に優しい助けとなる補助金や助成金が存在するのをご存じでしょうか。
この記事では、埼玉県で受けられる浴室リフォームに関する補助金や助成金について、受け取れる金額はもちろん、申請方法や注意点もわかりやすく解説します。
賢く費用を抑えるためにも、これらの制度を最大限に活用して、理想の浴室づくりを実現しましょう。
リフォーム補助金に関するご相談はミサワリフォーム関東へお気軽にお問い合わせください!
目次
埼玉県の浴室リフォームで使える補助金・助成金とは?
2024年に使える浴室リフォームに使える補助金は、下記の6つです。
- 所沢市スマートハウス化推進補助金(自治体)
- 川越市住宅改修補助金制度(自治体)
- 熊谷市住宅リフォーム資金補助金(自治体)
- 介護保険(自治体)
- 子育てエコホーム支援事業(国)
- 長期優良住宅化リフォーム推進事業(国)
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.所沢市スマートハウス化推進補助金
所沢市では、自宅の環境負荷を減らすリフォームを行う市民に対して、経費の一部を補助する「スマートハウス化推進補助金」制度があります。
補助金の上限は合計で30万円です。
申請は工事開始の30日前までに行う必要があります。
予算がなくなり次第終了するため、早めの申請が推奨されます。
補助金の対象となるのは、市内に居住し、市税などの滞納がない方で、他の補助金を受けていないことが条件です。
郵送申請の場合は、書類の到着日が申請日となり、不備があると受付できないため注意が必要です。
この制度は、市民が環境に配慮したリフォームを行いやすくすることで、地域の環境改善を促進することを目的としています。
リフォームを考えている市民は、この補助金を利用して、経済的な負担を軽減しながら環境に優しい住まいを目指してください。
受付期間:令和6年4月1日〜令和7年2月28日
補助対象者:次の要件を全て満たす方
- 自らが居住する市内の住宅に、補助対象事業を実施する方
- 補助金の申請時及び実績報告時に施工住居に住民登録されている方
- 補助金の申請時及び実績報告時に市税等の滞納がない方
- 同一の事業について、市のその他の補助金の交付を受けていない方
出典:令和6年度エコリフォーム「所沢市スマートハウス化推進補助金」【家庭用】のご案内
2.川越市住宅改修補助金制度
川越市では、自宅のリフォームを行う市民に対して、工事費用の5%(税抜、千円未満切捨て、最大5万円)を補助する「住宅改修補助金制度」を提供しています。
申請は令和6年11月6日から11月13日までの間に行う必要があります。
補助対象となる工事は、市内の施工業者が行う20万円以上(税抜)の工事で、工期は特定の期間内でなければなりません。
補助対象者は、市内に住民登録があり、市税の滞納がない方で、過去に同じ補助金を利用していないことが条件です。
申請時には、市内施工業者が発行した領収書の写しが必要です。
この制度は、市民がリフォームを行いやすくすることで、住環境の向上と地域経済の活性化を目指しています。
リフォームを考えている市民は、ぜひこの補助金を利用して、経済的な負担を軽減してください。
受付期間:令和6年11月6日〜令和6年11月13日
対象者:次のすべてに該当する方。
- 川越市に住民登録があること。
- リフォームする住宅の所有者であり、かつ、その住宅に居住していること。
- 市税(市県民税、固定資産税・都市計画税、軽自動車税、国民健康保険税等)に滞納がないこと。
- 過去にこの制度の補助金を利用していないこと。
- 実績報告書の提出時に、市内施工業者が発行した領収書の写しを提出できること。
3.熊谷市住宅リフォーム資金補助金
熊谷市では、市内の業者によるリフォームを行った市民に、工事費用の5%(最大10万円)を地域電子マネー「クマPAY」で補助します。
補助金を申請するためには、工事完了日の翌日から90日以内に申請し、着工前の写真を添付する必要があります。
対象者は市内に居住し、市税の滞納がないことが条件です。
また、過去にこの補助金を受けたことがなく、他の住宅改修補助金を受けていない住宅であることが必要です。
申請は、スマートフォンタイプとカードタイプの「クマPAY」から選ぶことができますが、6月申請まではカードタイプのみが利用可能です。
補助金は税抜き価格で計算され、千円未満の金額は切り捨てられます。
この制度は、市内業者の利用を促進し、地域経済の活性化を図るとともに、市民の快適な住環境整備を支援することを目的としています。
リフォームを考えている熊谷市の方は、ぜひこの補助金を活用し、経済的な負担を軽減するとともに地域に貢献してみてはいかがでしょうか。
受付期間:令和6年4月1日~令和7年3月31日
対象者
- リフォームを実施した熊谷市内の住宅に居住していることが住民基本台帳で確認できること
- 対象住宅の所有者であること。または、2親等以内の親族が所有する住宅に居住する人
- 市税に滞納がないこと(所有者が複数いる場合は、その全員に滞納がないこと)
4. 介護保険
介護保険による住宅改修は、「要介護」もしくは「要支援」と認定された方が利用できる全国共通の制度です。
介護保険で対象になる、浴室に関するリフォームは「手すり設置」「段差の解消」「扉を引き戸へ交換」「床材を(転倒防止のため)滑り止め効果のある物に交換」です。
これらの改修により、高齢者や障害のある方の安全性と利便性が大幅に向上します。
介護保険を利用してお風呂・浴室のリフォームをする場合、補助金の支給限度額は20万円となっています。
ただし、1〜3割は施主の方が負担することになるため、補助される金額は実質14〜18万円です。
負担割合は、ご本人の所得金額などに応じて異なりますので、詳細は自治体にお問い合わせください。
介護保険の対象となる要件は、「要介護」もしくは「要支援」の認定を受けた方、および認定を受けた方が居住している自宅になります。
また、自宅以外の物件は対象外となりますので注意が必要です。
5.子育てエコホーム支援事業
「子育てエコホーム支援事業」は、住宅省エネ2024キャンペーンの一環として実施される補助金制度です。
この制度は昨年終了した「こどもエコすまい支援事業」の後継としてスタートしました。
特に子育て世帯(18歳未満の子供がいる世帯)や若者夫婦世帯(どちらかが39歳以下の夫婦)に対して大きなメリットがあります。
対象工事は、窓やドアなどの断熱改修、外壁や屋根・天井、床の断熱改修、エコ住宅設備の設置が必須です。
その他、生活環境の質の向上に貢献する改修も補助対象になります。
対象世帯は全世帯で、申請する補助額の合計が5万円以上であることが条件です。
補助額の上限は、子育て世帯・若者夫婦世帯の場合、既存住宅購入+リフォームで60万円、長期優良住宅認定リフォームで45万円、その他で30万円です。
その他世帯は長期優良住宅認定リフォームで30万円、その他で20万円となります。工事は2023年11月2日以降に着工し、2024年12月31日までに完了する必要があります。
交付申請期間:令和6年4月2日~予算上限に達するまで
対象世帯:全世帯
出典:子育てエコホーム支援事業
6.長期優良住宅化リフォーム推進事業
「長期優良住宅化リフォーム推進事業」は、既存住宅の長寿命化や省エネ化を目指すリフォームを支援する国の制度です。
この事業は戸建てや共同住宅を対象とし、特に子育て世帯向けや三世代同居のためのリフォームにも適用されます。
お風呂・浴室リフォームに関しては、以下のような工事が対象となります。
- 劣化対策としてのユニットバス交換
- 手すりの設置や段差解消などのバリアフリーリフォーム
- 三世代同居対応のための浴室増設
補助金額は上限80~210万円/戸と、かなり高額な支援が受けられる可能性があります。
ただし、具体的な金額はリフォームによる住宅の性能向上の程度や、工事内容によって変動します。
そのため、事前に専門家に相談し、最適なリフォーム計画を立てることをおすすめします。
また、長期優良住宅化リフォーム推進事業を利用するには、以下の要件を満たす必要があります。
- 1階の床面積が少なくとも40㎡以上(階段の部分を除く)、かつ延べ床面積が55㎡以上であること
- 工事前にインスペクションを行い、リフォーム履歴と維持保全計画の作成をすること
- 劣化対策、耐震性、省エネ対策のリフォームで一定の基準を満たす性能へ向上すること
受付期間:令和6年5月中旬~令和6年12月23日※予算上限に達した場合は終了
埼玉県の浴室リフォームで補助金・助成金を使う際の注意点
補助金や助成金を利用して、埼玉県で浴室リフォームを行う際には、以下の点に注意しましょう。
1. 受給資格と申請締切日を確認する
2. 必要書類を揃える
3. 補助金・助成金の対象工事と指定業者の確認
4. 事後報告を忘れずに
それでは、それぞれ詳しくご紹介します。
受給資格と申請締切日を確認する
補助金や助成金を受けるためには、いくつかの資格条件が存在します。
これには、年齢や収入、住んでいる地域、居住する家の条件など多岐にわたる要件があり、これらに合致していないと支援を受けることができません。
条件については各自治体のホームページで確認できるので、十分に調査をしておくことが大切です。
また、補助金や助成金の申請をする際には、特に締め切り日をしっかりと把握しておくことが重要です。
各自治体によって発行される補助金や助成金の募集期間は限られており、期間外の申請は受け付けてもらえないケースが一般的です。
必要書類を揃える
申請書類に不備があると、受け付けられないこともありますので、必要書類は事前にしっかりと揃えておく必要があります。
こうした書類には、リフォームする住宅の登記事項証明書や、見積書、収入証明などが含まれることが多く、精査に時間がかかるものもあります。
手続きを進める際には、余裕を持って準備を始めることをおすすめします。
補助金・助成金の対象工事と指定業者の確認
埼玉県では、補助金や助成金が適用されるリフォーム工事には特定の条件が設けられている場合が多いです。
たとえば、耐震性の向上やバリアフリー改修など、公共の利益に資すると認められた工事に限られることがあります。
そのため、希望するリフォーム内容が補助金・助成金の対象の条件になっているか確認することが大切です。
また、工事を行う際には、指定業者に依頼することが条件となっている場合もあります。
指定業者は自治体によって認可された信頼できる業者であり、この業者を利用することで補助金・助成金の適用を受けることができるようになります。
指定業者以外への依頼では支援を受けられないこともあるため、リフォーム前にきちんと確認しておきましょう。
事後報告を忘れずに
補助金・助成金の受給後は、約束されたリフォーム工事が完成したことを証明するために事後報告が必要です。
その際には、工事完了証明書や支払証明書といった書類が求められることもあり、これらを提出しないと返金を求められる場合もあります。
適切な報告を行い、補助金・助成金の完全な受給を確実にすることが重要です。
埼玉県で使えるリフォームの補助金・助成金に関するご相談はミサワリフォーム関東へ!
今回は埼玉県で浴室リフォームに使えるいろいろな補助金や助成金が用意されていることがわかりましたね。
これらの制度を活用することによって、経済的負担を軽減しながら理想的なリフォームを実現できるでしょう。
しかし、補助金や助成金を受け取るためにはいくつかの条件があり、適切な申請手続きが不可欠です。
さらに、必要な書類をしっかり準備して、期限内に申請することも大切です。
ミサワリフォーム関東では、リフォーム補助金に関するご相談を承っております。
補助金の適用条件確認から、申請書類の作成、さらにはリノベーション工事の計画立てまで、複雑に感じる手続きを、わかりやすくサポートします。
リフォーム補助金に興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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