メリット1部屋の間取り変更が簡単
マンションでは、家の中心に柱があることは少ないため、間取りの変更が簡単です。
最近では2畳ほどのワークスペースをお作りになるかたも増えています。
メリット2建物全体で耐震性能が担保されている
戸建と違い、建物全体で耐震性能を担保しているため、リノベーションをきっかけに耐震性能を落とすことはあり得ません。
つまり、耐震性能を気にせずに自由に間取り設定ができるということになります。
デメリット1共有部の変更が出来ない
マンションは専有部と共有部の2つに分かれます。
共有部とは名前の通りマンションの区分所有者全体で「共有」している部分ですので、当然、勝手に変更は加えられません。
盲点になりがちな部分が窓です。国土交通省が公表する「マンション標準管理規約」では、窓のサッシや窓ガラスは共用部分となっています。断熱効果を高めるために交換したいと思っても、手続きが必要になるかも知れません。
デメリット2管理規約などで施工内容が制限される
マンションには、管理組合で定めている「管理規約」と呼ばれるルールがあり、その中で内装仕上げ材の条件などが定められている場合があります。
規約を知らずに工事して原状回復を科された事例もあります。
リノベーション内容にこだわりがある方は、中古マンションの購入前に、必ず規約を確認をしておく必要があります。