こんにちは、ミサワリフォーム関東不動産リノベーション課です。
不動産リノベーション課では、戸建て住宅やマンションなど、あらゆる建物のリフォーム
やリノベーションをお手伝いしています。
今、住んでいるご自宅のリフォームを考えている方や、
中古マンションの購入をご検討している方の中には、どの範囲まで
リフォームをしたらいいのか、頭を悩ませている方も多いのでは
ないでしょうか?
今回も、現在施工中の、マンションリノベーション工事をご紹介致します。
なかなか見ることのできないリノベーション工事となっています。
2023年9月の完成までこちらのブログを通して、工事の進捗状況をお知らせいたします!
ぜひチェックしてください♪
【建物概要】
- 場所:ふじみ野市うれし野2丁目
- 築年数:30年(1993年6月新築)
- 地上23階建 総戸数299戸
今回は置床工事の模様をお伝えします。
マンションの床工事には2種類あります。
フローリングを直接コンクリート床(スラブ)に貼り付ける方法と、
置床という下地材を施工したのちにフローリングを貼る方法です。
置床や二重床と呼ばれています。
今回の改装では、 置床工法 で進めていきます。
置床工法には支持脚という土台を専用の接着剤で固定していきます。
支持脚には防振用のゴムがついているものがあり、
防音効果を高めています。
支持脚は高さの変更ができるため、床のコンクリート(床スラブ)に
凸凹(不陸)がある場合、高さ調整をすることができます。
支持脚を設置し終えたら、パーティクルボードという厚い板を敷きます。
その上に板材(合板)を敷いて、フローリングを貼ります。
支持脚→パーティクルボード→板材(合板)→フローリングと、
多層構成にすることで、防音効果を高めます。
更に支持脚がある事で、床コンクリート(床スラブ)の凸凹(不陸)を
フローリング材が拾うことが無い為、床を水平に貼ることができます。
置床工法にする事のメリットは他にもあります。
床下に給排水管を配置したり、電気や電話などの配線を
通すことができる事です。
この為、キッチンや洗面台・トイレなどの設備配置を
変更する事が可能になります。
しかしながら、床の高さが上がる為、天井が低いマンションでは
圧迫感を感じでしまう可能性があります。
それぞれのメリット・デメリットを検討しながら判断する事が大切です。
2023年9月の完成まで、工事の進捗を発信していきます。ご期待ください。
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