家族が共有して使う洗面化粧台。気が付けば毎日使うものにあふれ、生活感が漂ってしまいがちな空間でもあります。おしゃれな洗面台にしたい、スタイリッシュで使い勝手がいい洗面所にしたい、そう思う方も多いのではないでしょうか。
このページでは、おしゃれや使いやすさを叶えるための、洗面化粧台のリフォームのポイントと施工事例をご紹介します。費用を抑えながら、おしゃれな空間を叶えるポイントも合わせてご紹介します。
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目次
洗面化粧台のリフォーム(交換)を行う前に!確認すべきポイント
リフォームに取り掛かる前に、まず今の洗面化粧台・洗面所を見直してみましょう。
「収納が足りなくて物があふれている」「洗面台の高さが合わず腰が痛い」「汚れが落ちにくく掃除が大変」「洗面化粧台の交換がしづらそう」
ご家庭や洗面台の状況によって、悩みや不満は人それぞれです。
せっかくリフォームをするのであれば、費用を掛け、ただ綺麗におしゃれにするだけではなく、今抱えている悩みや不満も解消できると良いですよね。ここでは、リフォームを行う前に確認すべきポイントをご紹介します。
洗面化粧台のリフォームを行う前のポイント1:何を収納するのか確認しましょう
洗面化粧台のお悩みとして多いのが「収納」についてです。
洗面所には家族で使うモノが集約している場所でもあります。歯ブラシや化粧品をはじめ、身支度を整えるための物が家族の人数分集まっています。
また、洗面化粧台の隣には、洗濯機や浴室が並んでいるお住まいも多いのではないでしょうか。洗剤やタオル類、またストック品などもよく置かれる場所でもあります。
この様にしてみると、意外と多くの物が洗面化粧台・洗面所には集まっています。
収納できる場所を増やすリフォームに費用を掛け、今あるものをしまうのか。それとも置く場所を変えて、物の量自体を減らすのか。先ずは物の置き場所を決めてあげると、洗面化粧台・洗面所の「収納」について考えやすくなり、費用を掛けるべきポイントが見えてきます。
洗面化粧台のリフォームを行う前のポイント2:洗面化粧台のサイズを確認しましょう
リフォームを行う際、間取りの変更や洗面化粧台の移動が特になければ、今と同じサイズ内で交換のリフォームをされる方が多いです。
まずは今お使いの洗面化粧台のサイズを確認しておきましょう。
特に、洗面台の「高さ・間口(横幅)・奥行」を見てみましょう。
リフォーム後、新しくなった洗面化粧台のボウルが思ったよりも小さかった、収納の奥行が浅くなってしまった、など今よりも使い勝手が悪くならないようによく確認しておくことが大事です。
また、今お使いの洗面化粧台カウンターの高さはいかがでしょうか?
腰を深く屈めなければ水がはねてしまう、低すぎて腰が痛い、などのお悩みをお持ちの方は、カウンターの高さがあっていないかもしれません。
洗面化粧台の理想のカウンターの高さは「身長÷2」が適していると一般的に言われています。
製品の規格の高さには「75㎝・80㎝・85㎝」があります。その中でも各メーカーで標準仕様とされている高さは80㎝になります。(例えば身長160㎝の場合、適した洗面化粧台の高さは80㎝)
高さにも注目してみると、より使い勝手の良い洗面化粧台にリフォームできます。
洗面化粧台のリフォームを行う前のポイント3:目指したいデザイン・テイストを確認しましょう
リフォームで叶えたいおしゃれな洗面化粧台・洗面所のデザインやテイストは、どの様なイメージでしょうか?
「高級感のあるホテルライクな雰囲気」「収納がたっぷりありすっきりとした洗面化粧台」「朝の身支度がしやすい明るく開放的なデザイン」など、それぞれ叶えたいリフォーム後のおしゃれな姿は様々です。
今の洗面化粧台に対する悩みや不満と、叶えたいリフォーム後の姿とを見比べると、自ずと商品の選定が絞られてきます。しっかりと現状の問題点を踏まえた上で、リフォームで叶えたい洗面化粧台に近付くには何が必要か、費用を掛けるべきポイント何かを確認することが大切です。
≫洗面所・洗面化粧台リフォームのデザイン特集。選び方や事例まで洗面所リフォームを徹底解説!
おしゃれな洗面化粧台・洗面所へリフォーム(交換)するポイント
洗面化粧台の現状の問題点と目指したいリフォーム後の姿が固まってきたら、いよいよ具体的な商材の選定に移っていきます。
ここでは基本的な洗面化粧台のタイプから、おしゃれな洗面化粧台・洗面所にリフォームするためのポイントをご紹介します。
洗面化粧台のタイプ:造作とユニット、システムタイプ
洗面化粧台は、大きく分けて3つのタイプに分けられます。
一つ目は鏡や洗面のボウル、水栓金具まで自由に組み合わせることができる「造作タイプ」です。
造作タイプは自由度が高く、自分だけのオリジナルデザインの洗面台へリフォームすることができます。既製の洗面台ではイメージと合わない、自分だけのおしゃれな洗面台をつくりたいといった方におすすめです。
しかし、 パーツによっては費用の差が大きい洗面化粧台とも言えます。費用にも注意しながら検討したいタイプです。
二つ目は洗面台のメーカーが水栓や洗面ボウル、カウンター、キャビネット、鏡などをあらかじめ全て組み合わせてセットとして販売している「ユニットタイプ」の洗面台です。
費用を抑えやすいメリットはありますが、規格品としてデザインが決まっているため、オリジナリティにはどうしても欠けてしまいます。
三つ目は複数種類用意されているパーツを自分たちで選び、組み合わせられる「システムタイプ」です。
先ほどのユニットタイプとも似ておりますが、パーツを選べるためやや造作タイプに姿は似ており、ある程度の個性をリフォームで出すことができます。また、予め選べるパーツが用意されているので、組みあがった時に洗面化粧台に統一感があり、リフォーム後のおしゃれなイメージがしやすいメリットもあります。
費用もパーツごとに決まっているため、総額が分かりやすいという点もあげられます。
以上のように、洗面化粧台には三つのタイプが揃えられています。
おしゃれな空間:洗面ボウルにこだわる
おしゃれな洗面化粧台に近付くには、先ず洗面のボウルに注目してみましょう。
洗面ボウルにはカウンターの上に乗せる「置き型」、カウンターと一体になった「埋め込み」、壁に設置する「壁付け」などの種類があります。
デザイン性を重視する方には「置き型」がおすすめです。ボウルによって、素材や色味、形も異なるため様々なテイストを選ぶことができ、ぐっとおしゃれな洗面化粧台に近付きます。種類や素材によっても費用は変わります。
おしゃれな空間:鏡にこだわる
歯ブラシや化粧品など、毎日使う小物類をすっきり収納したい方は、鏡の裏に収納が配置されているタイプがおすすめです。その場合、基本的には鏡の形状は長方形であることが多いです。
デザインにこだわって、よりおしゃれにしたいという方は、鏡の形状やサイズにもこだわると良いでしょう。
長方形に限らず丸型の鏡にしたり、壁一面に鏡を貼って目の錯覚で洗面所を広く見せたり、様々な雰囲気をリフォームで作り出すことができます。
おしゃれな空間:水栓金具にこだわる
デザイン性の高い水栓金具も、おしゃれな洗面化粧台には必須のアイテムです。
近年では水栓に手をかざすと自動で水が出る「自動水栓」も種類が増えてきました。
機能性を重視しつつ好みのデザインを選ぶことで、機能面でも満足できるおしゃれな洗面台にリフォームできます。
水栓金具のデザインや機能によって、それぞれ費用が異なりますのでよく確認してみると良いでしょう。
おしゃれな空間:照明にこだわる
洗面所で見落としてしまいがちなアイテムが「照明器具」です。
現状、ダウンライトや小型のシーリングライト1灯が洗面所の天井に配置されている方も多いのではないでしょうか。鏡や洗面ボウルなど、こだわりが詰まった洗面化粧台と合わせて、照明器具もチョイスするとよりおしゃれな空間に仕上がります。
ただダウンライトを設置するのではなく、例えばデザイン性の高いブラケットライトを鏡の脇に設置するだけでも、ぐっとおしゃれな空間に仕上がります。また、ペンダントライトを吊り下げるのもおすすめです。
1,2灯の配置でしたら費用は左程多くは掛かりませんので、検討してみるのも良いでしょう。
リフォームで電気の配線を改修する際にできるポイントでもあるため、後から交換するのではなく、洗面化粧台の工事と合わせて検討すると、余計な費用が掛からずに済みます。
費用を安く抑えておしゃれな洗面化粧台をつくるポイント
オリジナリティのある洗面化粧台をつくるには「造作タイプ」がおすすめ、と先ほどお伝えしましたが、一から十まで全てアイテムを選択し組み上げると、選択するパーツによっては既製品と比べて数十万円の費用の差が出るケースもあります。
あまり費用はかけたくない‥でもおしゃれな洗面化粧台にリフォームしたい‥ここでは「造作タイプ」における、費用とおしゃれとのメリハリをつける為のポイントをご紹介します。
費用を抑えるポイント1:既製品と組み合わせる
先ほどあげた通り、造作タイプの洗面化粧台は自由度が高く、尚且つパーツによっては費用の差が大きい洗面化粧台です。
そこで、費用を抑えるための工夫として既製品と組み合わせるという方法があります。
例えば、洗面のボウルや水栓金具などの洗面台本体は既製品を選び、その他の鏡やタイルは自由に選ぶ、という組み合わせ方です。
洗面台本体をシンプルなものにすることで、費用を抑えられることに加え、周りの鏡やタイルなどのデザインを際立たせる効果もあります。
気に入ったデザインの鏡やタイルに費用を掛けることで、オリジナリティのある洗面所に仕上がり、洗面化粧台本体の費用の削減にも繋がります。
費用を抑えるポイント2:収納はオープンタイプを選ぶ
通常はカウンターの下に扉を付け、収納を設ける場合が多いかと思いますが、造作タイプの場合、一から扉を作るため費用がかさんでしまうポイントでもあります。
そこで費用を抑えるためにおすすめなのが、あえてカウンターの下には扉を付けず、オープンな空間にするリフォームの方法です。
カウンターの下に空間ができるため、自分で使いやすい収納を選んで納めることができます。
キャスター付きのものを選べば、床の清掃時にも手間はかからず、扉分の費用を抑えることができます。しかし、収納が丸見えになってしまいますので、設置する際には洗面所に仕舞うものを検討してからが良いでしょう。
扉で費用を抑えた分、洗面ボウルや照明、タイルなどに費用を掛けることもできます。
費用を抑えるポイント3:タイルやクロスで個性を出す
費用がかさむため、なかなか造作タイプの洗面化粧台に手が出しづらい、ユニット・システムタイプでも費用を抑えながらオリジナリティを出したい、という方には「タイル」や「クロス」で個性を出すリフォームがおすすめです。
特に鏡と洗面カウンターとの間にスペースが空いていらっしゃる方には「タイル」がおすすめです。
あまり広いスペースではありませんが、一部に貼るだけでもおしゃれな洗面化粧台にぐっと近づきます。限られたスペースですので、費用も抑えられます。
タイルだと目地の汚れが気になる、もっと費用を抑えたい、という方には「クロス」がおすすめです。
柄が多くあるのは勿論ですが、クロスの機能性にも是非注目してみて下さい。クロスにはそれぞれ「撥水」「防カビ」「消臭」など、様々な機能が付いています。種類が多く、迷ってしまった際にもこの機能性を確認すると、費用を抑えながらおしゃれな洗面化粧台に近付くことができます。
この様に、費用を抑えながらであっても、おしゃれにリフォームすることができます。
費用をどこに掛けるのか、またどこの費用を抑えるのか、それぞれの兼ね合いを見ながら是非納得のいくおしゃれな洗面化粧台を目指して下さい。
おしゃれな洗面化粧台の施工事例
おしゃれな洗面化粧台に近付くポイントをご紹介しました。費用の掛け所、また費用を抑えるポイントを理解すると、様々なおしゃれな洗面化粧台を作ることができます。
ここでは、ミサワリフォーム関東が手掛けた施工事例をご紹介します。
おしゃれな施工事例1:北欧調のベッセル式洗面化粧台
洗面室はオーク調のシンプルな内装で統一。洗面化粧台はベッセル式のボウルと、引出し式の収納タイプを配置。シンプルでありながら、デザインが際立つ洗面所です。
おしゃれな施工事例2:オープンタイプな収納タイプの洗面化粧台
木目調のカウンターに、ベッセル式の洗面ボウルを配置。鏡をはじめ、照明や棚板、タイルにもこだわった造作タイプの洗面化粧台です。
おしゃれな施工事例3:エコカラットが際立つ洗面化粧台
洗面所の壁に調湿・脱臭機能のあるタイル「エコカラット」を設置。シンプルなデザインのタイルですが、チェリー色の洗面化粧台と相まって、ホテルの様な高級感がある洗面所です。
おしゃれな施工事例4: 鏡とクロスがアクセントの洗面化粧台
洗面化粧台本体は既製品のものを配置し、鏡はお施主様ご支給のこだわりの鏡を設置しました。壁一面をネイビー色のアクセントクロスにすることで、オリジナリティのある洗面所にリフォームできました。
おしゃれな施工事例5: 一部にタイルを張りデザイン性が増した洗面化粧台
洗面化粧台自体は既製品を設置し、鏡とカウンターとの間にモザイクタイルを設置。タイルは一部のみに張りましたが、洗面室の内装がシンプルな分、タイルが際立つ空間になりました。
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【まとめ】リフォームでおしゃれな洗面化粧台をデザインしよう!
洗面化粧台のリフォームについて、おしゃれにリフォーム・費用をより安く抑えるためのポイントをご紹介しました。
<リフォームを行う前のポイント>
- 何を収納するのか確認しましょう
- 洗面化粧台のサイズを確認しましょう
- 目指したいデザイン・テイストを確認しましょう
<おしゃれな洗面化粧台・洗面所へリフォームするポイント>
- 洗面ボウルにこだわる
- 鏡にこだわる
- 水栓金具にこだわる
- 照明にこだわる
<費用を抑えておしゃれな洗面化粧台をつくるポイント>
- 既製品と組み合わせる
- 収納はオープンタイプを選ぶ
- タイルやクロスで個性を出す
いかがでしたでしょうか?実例を見ながら楽しくイメージを膨らませ、具体的な計画に落とし込んでいきましょう。
ミサワリフォーム関東では、費用を抑えつつもおしゃれで品質が高い洗面化粧台リフォームに定評があります。
洗面化粧台リフォームに関して、気になることやわからないことがありましたら、お気軽にミサワリフォーム関東に一度ご相談ください!
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