洗面台は、毎日の生活で欠かせない場所です。
しかし、年数が経つと老朽化が進み、使い勝手が悪くなったり、機能が低下したりすることがあります。
そこで、洗面台のリフォームを検討する方も多いのではないでしょうか。
洗面台のリフォーム費用は、数十万円から数百万円と、決して安くはありません。
そこで費用負担を軽減するために活用できるのが、補助金・助成金です。
今回は、洗面所リフォームに使える補助金や助成金の種類や限度額、注意点などを詳しくご紹介いたします。
ミサワリフォーム関東では、「住まいを通じて生涯のお付き合い」をモットーに、埼玉・千葉・茨城・群馬県エリアを対象としてリフォーム事業を展開しています。
私たちは「お客様に住むよろこびと満足を提供する」ことを目指し、最適なリフォームプランをご提案いたします。
目次
洗面所で使える補助金・助成金とは?
2024年現在、洗面所リフォームで活用できる補助金や助成金は次の3つです。
- 介護保険の住宅改修費補助
- 長期優良住宅化リフォーム推進事業
- 各自治体のリフォーム補助金
それでは、これらのリフォーム補助金・助成金について概要を詳しくご紹介します。
1. 介護保険の住宅改修費補助
こちらは要支援・要介護認定されている方がご家族にいる方を対象とした補助金です。
洗面所に手すりを取り付けたり、段差をなくすためのリフォームが対象になる可能性があります。
ただし、この介護保険による住宅改修費の支給を受けるには、事前にケアマネジャーへ相談し、着工前に自治体へ申請する必要もあります。
慌ててリフォームしてしまわないように気をつけましょう。
2. 長期優良住宅化リフォーム推進事業
こちらは高齢期に備えた洗面所の改修や、子供の成長に合わせた使いやすい水栓への交換など、住宅の性能向上を目指すリフォームを対象にした補助金です。
ただし、住宅の性能向上を目的とした補助金制度なので、単なる洗面台の交換は対象外となります。
さらに、省エネや耐震性の向上など、一定基準を満たす必要もあるため、ハードルは高くなっています。
中古住宅を購入した場合や、家全体のリフォームを行う際に検討されることをおすすめします。
3. 各自治体のリフォーム補助金
お住まいの地域によっては、自治体独自の補助金制度が設けられていることもあります。
例えば、介護保険ではカバーされていない洗面台の交換は、自治体独自の補助金制度を活用できるケースが多くあります。まずは地域のケアマネジャーに相談してみましょう。
また、節水タイプの水栓への交換を支援している自治体や、地域内のリフォーム会社を使用することで補助金が受けられるケースもあります。
このように自治体によって様々な洗面所リフォームの補助金・助成金制度が存在するので、忘れずにチェックしてみてください。
洗面所リフォームで受け取れる補助金・助成金はいくらくらい?
ご紹介したように、洗面所リフォームにあたって活用できる補助金や助成金は多々あります。
それでは、実際にどのくらいの金額の支援が受けられるのでしょうか?
先ほどご紹介した補助金・助成金の種類ごとに受け取れる金額を見ていきましょう。
1. 介護保険の住宅改修費補助
介護保険の「住宅改修費補助」では、工事費用20万円までの一律20万円までの工事費が補助金の対象となります。
ただし、この金額の中から収入状況に基づいて1〜3割を個人負担として支払う必要があります。
例えば、自己負担割合が1割の場合は18万円、3割の場合は14万円が支給上限となります。
リフォーム費用が20万円を超える場合には、超過した部分は自己負担となりますが、一方でリフォーム費用が20万円未満の場合は次回に繰り越すことも可能です。
ご家庭に複数の要支援・要介護認定されている方がいる場合は、それぞれこの補助金を申請することができます。
2. 長期優良住宅化リフォーム推進事業
長期優良住宅化リフォーム推進事業の補助金は、下記の要件を満たすリフォーム費用のうち3分の1が対象となります。
- リフォーム工事前にインスペクションを行うとともに、維持保全計画及びリフォームの履歴を作成すること
- リフォーム工事後に構造躯体等の劣化対策、耐震性(新耐震基準適合等)、省エネルギー対策などの基準を満たすこと
- 上記の性能項目の性能向上に資するリフォーム工事、三世代同居対応改修工事、子育て世帯向け改修工事、防災性の向上改修工事、レジリエンス性の向上改修工事のいずれか行うこと
- 住戸面積の確保、居住環境、維持保全計画の策定の要件に適合すること
補助限度額は最大で250万円と高額ですが、要件が複雑なため、ご利用の際はリフォーム業者とよく相談することをおすすめします。
参照:令和5年度 長期優良住宅化リフォーム推進事業(国土交通省)
3. 各自治体のリフォーム補助金
各自治体のリフォーム補助金は自治体によって大きく異なりますが、リフォーム費用の10%〜30%、上限は5万〜20万円程度の金額を設定しているケースが多いです。
適用されるリフォームの要件もさまざまなので、事前に自治体へ確認しましょう。
洗面所リフォームで補助金・助成金を使う際の注意点
洗面所のリフォームを計画されている方にとって、補助金や助成金の存在は大変心強いものです。
しかし、これらの支援を受けるためには、いくつかの注意点があります。
適用条件の確認や申請期限、後で困らないように手続きの仕方まで、しっかりと理解しておきましょう。
ここでは、補助金や助成金を利用する上で押さえておくべきポイントを解説します。
補助金・助成金の適用条件を確認する
補助金や助成金を利用するにあたり、最も重要なのが適用条件をしっかりと確認することです。
自治体によっては、築年数やリフォームの規模に制限が設けられています。
また、環境に優しい設備への更新や高齢者のためのバリアフリー化といった特定の目的が必要な場合もあります。
さらに、対象となる業者が限られている場合もあるため、事前にしっかりと確認することが大切です。
これらの条件を満たしていないと、せっかくのリフォームが補助金・助成金の対象外となってしまうことがありますので、計画を立てる前に詳細をよく調べましょう。
申請の手続きと期限に注意する
補助金・助成金の申請には、細かな手続きと期限が存在します。
申請書類は自治体や実施機関によって異なるため、必要な書類を事前にリストアップしておくことが大切です。
また、期限後に申請しても受け付けられないことが多いので、特に期限は厳守しましょう。
予算には限りがあり、先着順で受け付けられることもあるため、リフォームの計画が立ったらすぐに動き出すことをおすすめします。
申請に不備があると受給できないこともあるので、手続きは丁寧に行いましょう。
後のトラブルを避けるための書類保管
補助金・助成金を利用する際は、後でトラブルにならないよう、関連するすべての書類を保管しておくことが重要です。
見積もり、契約書、リフォームが完了した際の写真、領収書などが含まれます。
これらは、施工が適切に行われたことを証明するためだけでなく、万が一の補助金・助成金の不正受給疑惑が持ち上がった際に、自らの正当性を証明するためにも役立ちます。
また税金の申告時にも必要になることがあるため、リフォーム完了後もしっかりと保管しておくことが望ましいです。
洗面所リフォームの補助金・助成金に関するご相談はミサワリフォーム関東へ!
洗面所のリフォームは家計にとって大きな負担になりがちですが、補助金や助成金を活用することで、出費を抑えることができます。
しかし、補助金や助成金の申請は多くの工程があり、申請するだけでも一苦労です。
ミサワリフォーム関東では、そんな補助金や助成金の最新情報を提供し、お客様がスムーズにリフォームを進められるようサポートしています。
リフォームにあたって補助金や助成金の申請を考えている方は、こちらからぜひミサワリフォーム関東までお気軽にお問い合わせください。
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